寝かしつけで「寝たふり」しなくて済んだ絵本3選【パパの救世主】

寝かしつけ

「もう一回読んで〜」の無限ループから解放されたい。子どもが自然と眠りにつく絵本があれば…。

そんな願いを持つパパのみなさん、朗報です。

私も経験がありますが、子どもが寝ないとき、ついつい「パパも眠たいから一緒に寝よう」と自分が先に”寝たふり”をしてしまうことってありませんか?

今回は、そんな”寝たふり作戦”に頼らなくても、子どもが自然と眠くなる魔法の絵本3冊をご紹介します。これらは実際に我が家で効果テスト済みの逸品ばかりです!

1. 『おやすみ、ロジャー』〜科学的に実証された眠りの魔法〜

著者: カール=ヨハン・エリーン
対象年齢: 2歳〜5歳
読み聞かせ時間: 約7分

世界一眠くなる絵本」の異名を持つこの絵本。実は心理学者が「眠りを誘う言葉」を研究して作られたものなんです。

物語は簡単。眠たくない子ウサギのロジャーが、魔法の眠りテクニックで少しずつ眠りに落ちていくというもの。

特筆すべきは、この本を読むとき、パパ自身がわざとあくびをしたり、ゆっくり読んだりするよう指示があること。これが実は科学的な「あくびの伝染効果」を狙った戦略なんです。

我が家では。。。

最初は「なんでパパがあくびするの?」と怪しまれましたが、3回目くらいからは息子も自然とあくびをし始め、本を読み終える頃には目をこすりながら「おやすみ…」とつぶやくように。

唯一の注意点は、初めから「眠くなる絵本だよ」とネタバレしないこと。自然な流れで読み進めるのがコツです!

パパポイント: 疲れている日こそチャンス!あなたの自然なあくびが最高の「眠気伝染ツール」になります。

2. 『ねむねむごろん』〜リズミカルな言葉の繰り返しで眠気誘導〜

著者: たなかしん
対象年齢: 0歳〜3歳
読み聞かせ時間: 約3分

この絵本の特徴は心地よい言葉のリズム。「ねむねむごろん」という言葉が繰り返し出てくるたびに、動物たちが次々と眠りにつきます。

「ねむねむ、ごろん」というフレーズにはある種の催眠効果があり、絵本に登場する動物たちと一緒に、お子さんも自然と「眠る準備」に入っていくのです。

我が家では。。。

最初は「ねむねむごろん」というフレーズが面白いようで、真似して言っていたのですが、回を重ねるごとに声が小さくなり、最後は目を閉じながら「ねむねむ…」とつぶやくだけに。

特に効果的だったのは、最後の方でページをめくるスピードをだんだん遅くしていくこと。子どもの瞼が重くなるタイミングに合わせるのがコツです。

パパポイント: 「ねむねむごろん」と言うときは、だんだん声を小さく、低く、ゆっくりにしていくと効果抜群です。

3. 『おつきさまこんばんは』〜やさしい月明かりが導く安らかな眠り〜

著者: 林明子
対象年齢: 0歳〜3歳
読み聞かせ時間: 2〜3分

この絵本の最大の特徴は、絵のトーンが徐々に暗くなっていくこと。物語が進むにつれて月の光だけが残り、最後は本当に「おやすみなさい」の世界へと導かれます。

また、主人公の女の子が寝る準備をしていく様子が描かれており、子どもたちにとっては「寝る前の儀式」の確認にもなります。

我が家では。。。

この絵本を読み始めてから「お月さまが見ているから安心して寝られる」と言うようになりました。特に効果的だったのは、実際の寝室の明かりも徐々に暗くしていくこと。

絵本と実際の環境を連動させることで、物語の世界から自然と眠りの世界へとスムーズに移行できます。

パパポイント: 読み始める前に、調光できるライトを用意しておくと、絵本の展開に合わせて部屋を暗くできて効果的です。

寝かしつけ絵本の選び方 〜パパ目線のポイント〜

効果的な寝かしつけ絵本を選ぶには、以下の4つのポイントに注目しましょう:

  1. 読み聞かせ時間が5分以内 – 長すぎると逆効果
  2. リズミカルな言葉の繰り返し – 催眠効果を狙える
  3. 絵のトーンが明るすぎない – 刺激が強いと目が冴える
  4. 自分も読みやすい内容 – パパが苦痛に感じる本では長続きしない

特に4つ目は重要です。いくら子どもが気に入っても、パパ自身が「また同じ本か…」と思いながら読んでいると、その気持ちは伝わってしまいます。

まとめ:寝かしつけ絵本で親子の夜時間を快適に

今回ご紹介した3冊は、いずれも「寝かしつけ専用」として設計された絵本ではありません。しかし、読み方と選び方によって絶大な寝かしつけ効果を発揮してくれます。

大切なのは、これらの絵本を「子どもを眠らせるための道具」としてではなく、「親子で心地よい眠りの時間を共有するための仲間」として活用すること。

その結果、あなたが「寝たふり」をしなくても、子どもが自然と眠りにつく、そんな穏やかな夜の時間を手に入れることができるでしょう。

明日からの寝かしつけタイムが、少しでも楽になることを願っています!


この記事の絵本は全て実際に子どもが寝てくれた体験に基づいていますが、効果には個人差があります。ぜひご家庭で試してみてください。

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